今日は朝から みぞれや雪が降っていて寒いです。
雷も鳴ったり、夕方から雪が積もり始めました。
北海道の雪もびっくりですが、今シーズンは早いですね。
でも、温暖化で雪も積もるほど降らなかったり暖かな冬が続いて心配だったので、降らなくてはいけない時に降って 冬らしくなるのは ほっとします。
温暖化も心配ですが、ごみ問題も気になります。
以前たくさんの年賀状や個人情報が入った名簿など処分するために整理をしたのですが、
それは普通のごみの日には出せないので、直接焼却ができる施設に持って行きました。
新しくできたばかりの施設ですが行ったことがなくて、ごみをどうやって処理をして資源として再利用されているか知りたくて、
見学もしてきました。
ながの環境エネルギーセンター2019年3月にできたばかりです。
今まではそれぞれの市町村で処理していたものを老朽化などもあって、一か所で処理できるように建てられました。
6市町村のごみがここで焼却をされてエネルギーへと変わります。
この施設の建設には ごみというイメージ また 煙やガスなどの不安もあって周辺のみなさんの合意をえられるようになるのは大変だったようですが、ご理解やご協力をいただき 完成することができました。
でも ここへ来て見ると、そんなイメージは全くなくて、においもなく とてもきれいで環境を壊すものではないと思いました。

持って行ったごみは、指定車と一般車両に分かれて受付をして計測されます。

あちこちから集められたごみがここへ持ち込まれます。
ごみ収集車に興味を持っている小僧1号にたくんさんのごみ収集車を見せてあげたかったです。

車ごと計測されて、ごみをおろして出るときにまた計測されて
委託されているごみ収集車などは集めたごみの重さで収入を得て
一般のごみは 重さで支払いをします。
我が家は40キロで 640円でした。

そして建物の中へ
プラットホームには、ごみ収集車と一般の持ち込みに分かれています。

収集車は そのままごみを投入

一般ごみは ここに乗せておくとあとで投入してくれます。
すごくたくさんに感じていましたが、ここでは少しに見えます。

収集車を洗浄するところも

計測して終わりです。
そのあと、施設内を見学しました。

上からも見れます。

施設内は広々きれいで見晴らしもよくて
模型もよくできていてわかりやすかったです。

ここがこれから見るところです。

環境学習コーナーでは、ゲームや映像でごみ処理について楽しく学べます。






工場棟は、ガラス越しに見学ができます。

下の穴のようなところが、持ち込まれたごみの投入口です。
ここが上までいっぱいになると大変
台風19号での河川決壊での災害ごみがたくさん出たときは、いっぱいになって大変だったようです。
大きなクレーンバケットで、均一的に燃えるように 何度も何度もつかんで持ち上げて落として混ぜていました。
ごみピットでは1週間分のごみを貯められます。

その後高くなっているごみピットに移し替えて、そこでもまた撹拌
その後 焼却炉に投入です。

クレーンゲームのようです。
私にはタランチュラに見えました(^▽^;)

エレベータからも ガラス越しに各階の様子をみることができます。

あちこちに映像があってわかりやすく説明がありました。
焼却炉ではダイオキシンの発生を抑制して 階段状の装置でゆっくり送られて灰になります。

灰は 電気で1500度の高温で溶かされて約半分に

スラグと呼ばれ 溶かした灰を急速に冷やしてできるガラス質の砂です。
コンクリート製品や道路に利用

メタルは焼却灰を冷やしたときに出る金属分 資源として再利用

ボイラでごみを燃やしたときに発生する熱で蒸気を作り、
蒸気タービン発電機で電気を作ります。

排ガスはろ過されて きれいになったものが煙突から排出されるので、煙も出ないです。

作られた電気などは市内の小中高で使われています。
隣には温水プールの施設がありますが、それもここでのエネルギー利用によるものです。
クレーンバケットの模型です。
大きかったです!
最初はこんなきれいな色をしていたようですが、ごみ相手ではきれいではいられないですね。

ごみを資源に変えて利用
大切なことですね。
今度は プラやビンや缶 不燃ごみのリサイクルなどのこと知りたいです。